現在ETHをマイニングしていますが、とあるサイトにETHより報酬が高いコインがあるとのことでしたので、実際にマイニングをしてみてどのくらいの報酬になるのかを試してみました。
TONCOINとは
噂のETHより報酬が高い暗号通貨は「TONCOIN」といい、これまでまったく聞いたことのない名前でした。
いきなり出てきてETHより報酬が高いなんてあやしいよね…という第一印象w
ということでTONCOINについて色々と調べてみました。
どうやらTelegramに関連しているプロジェクトのようで、TONCOINのマイニングでもTelegramを使う必要があるようです。
TONCOINはPoSのアルゴリズムなんですが、最初に流通しているTONCOINの一部がPoWのアルゴリズムとなっているようで、その一部のTONCOINのみマイニングが可能となっているようです。
TONCOINの報酬
TONCOINの報酬とイーサリアム(ETH)の報酬を比べてみました。
※Ravencoinも同様に試してみたので比較対象に加えてみました。
コイン | ハッシュレート | 相場 | 1日の報酬 | 消費電力 | 1日の電気料金 | 利益(報酬-電気代) |
---|---|---|---|---|---|---|
TONCOIN | 9.665GH/s | 1TON=300円 | 1,116円 | 493W | 319円 | 797円 |
ETH | 377MH/s | 1ETH=40万円 | 952円 | 297W | 192円 | 760円 |
Ravencoin | 88.08MH/s | 1RVN=11円 | 845円 | 362W | 234円 | 611円 |
確かにTONCOINの報酬はETHより高いですね。
ということで、さっそくTONCOINのマイニングをしてみましょう。
といってもETHは国内取引所でも扱っているので手数料を比較的安く済ませることが出来ます。
しかしTONCOINは一部の海外取引所しか取り扱っていないのです。
そのため、日本ではETHの方が総合的にマイニングに適しています。
TONCOINを扱っている海外取引所で、日本の銀行口座とのサービスを予定しているところもあるようですので、期待して待つしかないようです。
TONCOINのマイニング
TONCOINのマイニングの手順は以下の通りです。
- TON Walletを作成
- Telegramにて「@WhalesPoolBot」を追加
- 「@WhalesPoolBot」にて作成したTON Walletを登録
- HiveOSにてTONCOINのマイニングの設定(ウォレット、フライトシートの作成)
「@WhalesPoolBot」と似たような名前のダミーがたくさんいるので、公式のHow to useをよく見て追加してください。
また、3番の工程を忘れるとマイニングの報酬が受け取れないので注意してください。
↓公式のHow to useです
TON Walletの作成
TON WalletはWindows用とWeb用が用意されていますが、今回はWeb用のWalletを作成します。
上のリンクから「Web Wallet」をクリックしてWalletを作成します。
※パスワードを設定するだけで簡単に作成できます。
![](https://mamitolog.com/wp-content/uploads/2022/01/toncoin-webwallet-1.webp)
Telegramにて「@WhalesPoolBot」を追加
Telegramは、色んなOSに対応しているのでスマホやPCにインストールします。
インストールが完了したら「@WhalesPoolBot」を検索して追加します。
![](https://mamitolog.com/wp-content/uploads/2022/01/telegram-whalespool.webp)
「@WhalesPoolBot」にて作成したTON Walletを登録
WhalesPoolBotを追加したら、作成したTON Walletのアドレスを登録します。
![](https://mamitolog.com/wp-content/uploads/2022/01/telegram-whalespool-address.webp)
Whales Pool Botと会話を開始すると、上の画面が出てきます。
この状態でTON Walletのアドレスをコピーして貼り付ければ登録が完了です。
![](https://mamitolog.com/wp-content/uploads/2022/01/telegram-whalespool-address2.webp)
HiveOSにてTONCOINのマイニングの設定
HiveOSにてTONCOIN用の設定を追加していきます。
まずはTONCOINのウォレットを作成します。
![](https://mamitolog.com/wp-content/uploads/2022/01/hiveos-wallet-toncoin.webp)
コインは「TON」を選択し、アドレスにTON Wallet アドレスをコピーします。
名前は自分が分かりやすい名前を付けて、Sourceは未入力でOKです。
次にフライトシートを作成します。
![](https://mamitolog.com/wp-content/uploads/2022/01/hiveos-flytsheet-pool.webp)
コインは「TON」、ウォレットは作成したウォレットを選択します。
プールは「whalestonpool」を選択。
![](https://mamitolog.com/wp-content/uploads/2022/01/hiveos-flytsheet-pool-server.webp)
プールサーバーは一番上を選択します。(多分どれでもいいと思います)
![](https://mamitolog.com/wp-content/uploads/2022/01/hiveos-flytsheet-miner.webp)
マイナーは無難に「lolMiner」にしておきます。(他の2つはTONCOIN用のMinerのようです)
これでTONCOINをマイニング出来るようになります。
関連動画
Youtubeにて、同じ内容の動画を上げていますのでご参考までに。